この記事を読んでほしい方
- 検査結果を聞くのが怖い方
- 「治療が必要」と言われたら、実際に何をするのか不安な方
これは、1歳半のわが子が弱視と診断された日の話です。
検査の日に、結果まで聞くことになった
長い検査のあと(前回の記事で書いたとおり)、
名前を呼ばれて診察室に入りました。
開瞼器を使った眼底検査のあと、
そのまま医師から診断結果が伝えられました。
目薬やスポットビジョンスクリーナーでの検査は、
医師ではなく視能訓練士さんが担当していて、
診察室では、それらの結果をもとに説明が始まりました。
「弱視です」とはっきり言われた瞬間
医師は、はっきりとこう言いました。
「弱視です。」
続けて、
「強度の遠視があります。
機械で測れる最大値を超える遠視です。」
と説明されました。
その瞬間、頭が真っ白になりました。
うすうす、
「何かあるかもしれない」という予感はありました。
でも、“強度”という言葉がつくとは思っていなかった。
想像していたより、
ずっと重い言葉に聞こえました。
強度遠視性弱視という診断
診断は、強度遠視性弱視でした。
強度の遠視があるため、
ピントが合わず、視力が十分に発達していない状態。
それが弱視だと説明されました。
医師からは、
「生後数か月のころから、
視力が十分に発達していない可能性があります」
とも言われました。
「おそらく、
これまでぼやけた世界で見てきていると思います。」
そう言われても、
正直、すぐには受け入れられませんでした。
そんなふうには見えなかった。
普通に歩いて、遊んで、
そこまで見えていないようには思えなかった。
いやいや、そこまでじゃないでしょう。
心の中では、ずっとそう思っていました。
遠視と弱視の説明を聞いて
遠視と弱視は違う、という説明もありました。
遠視はピントの問題。
弱視は、視力そのものが発達していない状態。
遠視の強さは、
視力(0.1や1.0など)とは別で、
「+(プラス)」の数字で表されることも説明されました。
確か、
+4.0くらいまでが遠視、
それ以上は「強度遠視」
という説明だったと思います。
わが子の場合、
検査の機械で測れる最大値が+7.0で、
+7.0以上の可能性も高いと言われました。
その数字を聞いたとき、
正直、ピンときたわけではありません。
でも、
「普通の遠視ではない」
「かなり強い遠視だということ」
だけは、はっきり伝わってきました。
恥ずかしい話ですが、
私は自分自身が遠視、でも視力はあったので、
「遠視=遠くは見えて近くは見えない」
という、間違った認識しかありませんでした。
だから、
娘に遠視の可能性があるなんて、
一度も考えたことがなかった。
それが、いちばん悲しかった。
すぐに治療が必要だと言われた
治療についても、すぐに話がありました。
治療は、
メガネをかけること。
1分でも1秒でも早く、
できるだけ長い時間かけることが大切だと説明されました。
期間については、
はっきりしたゴールはなく、
強度遠視なので、一生付き合う可能性が高い
とも言われました。
完治できないかもしれない。
そう思ったとき、
正直、絶望的な気持ちになりました。
でも同時に、
治療をしなければ、
ぼやけた世界が当たり前になり、
視力は育たない
とも言われました。
だからこそ、
見つかってよかった。
そう思う気持ちも、確かにありました。
正直、その場で思ったこと
涙声になりそうなのをこらえながら、
なるべく冷静に話を聞こうとしていたと思います。
でも、頭の中は追いついていませんでした。
「やっぱり…」
という気持ちと、
「そこまでとは思っていなかった」
という気持ちが、ずっと行ったり来たりしていました。
今振り返って思うこと
今振り返って、
いちばん強く残っているのは、
気づけなくて、ごめん。
という気持ちです。
でも同時に、
「今、わかってよかった」
とも思っています。
ここから先は、
できることを一つずつやるしかない。
この日は、
そのスタートの日でした。
次の記事では
次は、
1歳半のメガネ選び・購入についての話
を書こうと思います。

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