この記事を読んでほしい方
- 乳幼児健診や眼科受診で「様子を見ましょう」と言われて不安な方
- 「弱視」「遠視」と言われて、頭よりも気持ちが追いつかなかった方
- 「もっと早く気づけたんじゃないか」と自分を責めてしまっている方
これは、1歳半のわが子が弱視とわかった日の話です。
きっかけは、結膜炎でした
受診のきっかけは、結膜炎でした。
目やにが出て、目が赤くなっていたんです。
熱もなく、咳や鼻水といった風邪症状もなかったので、
「いつもの小児科ではなく、眼科に行こう」
そう判断して、はじめての眼科を受診しました。
このときは、
「目薬をもらって終わりだろうな」
そのくらいの気持ちでした。
この受診が、
弱視と強度の遠視がわかるきっかけになるとは、想像もしていませんでした。
「一度、専門の病院で詳しく調べてください」
診察の途中、先生が少し慎重な表情になりました。
「結膜炎自体は軽いのですが、目の様子が少し気になります」
はじめての眼科受診だったので、
そのままいくつか検査をすることになりました。
レンズを替えながら目の反応を見たり、
距離や角度を変えて確認したり。
そして最後に言われたのが、
「小児専門の病院で、精密検査を受けてください」
という言葉でした。
その瞬間、
頭の中が「?」でいっぱい、というより、
理由のわからない不安が一気に押し寄せてきた感覚でした。
精密検査で告げられた現実
後日、小児専門の病院で精密検査を受けました。
結果は、強度の遠視と弱視。
「ほぼ見えていないかも」
治療が必要な弱視だと説明されました。
治療は、できるだけ早く始めたほうがいい。
そのために、一日でも早くメガネをかけること。
説明を聞きながら、
頭では理解しようとしているのに、
不安ばかりが頭をよぎります。
治療の心配より、強かった気持ち
弱視がわかったとき、
もちろん治療のことも心配でした。
でも、それ以上に強かったのは、
「視力がきちんと発達していないことに、気づいてあげられなかった」
という、自分への悲しさでした。
見えていないかもしれない。
そのサインがあったかもしれない。
それなのに、
私はそれに気づけなかった。
そのことが、ずっと胸に残っていました。
1歳半でメガネ、という現実
治療は、メガネをかけることから始まります。
1歳半。
歩き始めて、よく転んで、何でも触ってしまう時期。
「ちゃんとかけられるのかな」
「嫌がらないかな」
そんな心配もありましたが、
それ以上に、
「この子は、ちゃんと見えていなかったのかもしれない」
という思いが、何度も浮かんできました。
今、振り返って思うこと
当時の私は、
「ちゃんとしなきゃ」とか
「早く治療しなきゃ」というよりも、
「気づいてあげられなくてごめん」
という気持ちでいっぱいでした。
上の子より転ぶことが多いな、とは思っていました。
でも、
「歩き始めたばかりだからかな」
「こんなものかな」
そうやって、深く考えなかった自分が、つらかった。
でも今、はっきり思うことがあります。
1歳半で見つかったことは、本当によかった。
あのとき、
「結膜炎だから」と眼科に行かなかったら。
もしかしたら、3歳児健診まで気づけなかったかもしれません。
弱視は、
早く見つかれば見つかるほど、治療の選択肢が広がる。
そう知った今だからこそ、
あのときの受診がベストだったと思えます。
次の記事では
次は、
「弱視の検査って何をするの?親の心の準備が必要だった話」
を書こうと思います。
同じように、
不安と後悔の間で揺れている方に届いたらうれしいです。

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